Blog
相続お役立ち情報
納税通信3933号 vol.2
|
相続税 |
|---|
Q 相続時精算課税で受けた財産 贈与の状況の確認方法は?
父から相続時精算課税制度を利用して贈与を受けます。ただ、父が亡くなったときに「これまでにいくら贈与されたのか」「どの財産が相続財産に持ち戻されるか」を正確に把握できるのか不安です。記録を確認する方法はありますか。
A e-Taxのマイページにある「贈与税関係情報」を利用することで、過去の贈与税申告書や相続時精算課税制度の適用状況を確認できます。
相続時精算課税制度は、贈与時には一定額まで贈与税がかからず、その後に贈与した人が亡くなった際に、過去の贈与財産を相続財産に加算して相続税を計算する仕組みです。そのため、長期間にわたる贈与の履歴管理が重要となります。これまでは申告書の控えや税理士の記録に頼るケースが多く、贈与者・受贈者の死去や資料の紛失によって確認が難しくなる場面がありました。しかし2025年からはe-Taxのマイページで過去の贈与税申告書を確認できるようになりました。
さらに26年9月下旬からは「相続時精算課税適用状況」が追加され、特定贈与者名、適用開始年、累計贈与額などを確認できるようになる予定です。
税理士が委任関係登録をしているなら税理士側でも確認できるため、相続発生後の申告実務でも活用できます。
マイページには相続時精算課税適用状況のほか、更正・決定通知情報や書面申告提出状況も表示されるようになります。
『納税通信 』 は、オーナー社長向け財務・税務専門新聞です。
発刊から約70年、経営者のみならず、会社経営のパートナーである税理士等専門家からも貴重な情報紙として多くの支持を得ています。
税務のご相談は増田浩美税理士事務所 まで![]()
