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納税通信3732号 vol.3
【税務調査官の肩書き 役職で調査内容は変わる?】

July 27, 2022

その他

Q3 税務調査官の肩書き 役職で調査内容は変わる?

 

 税務調査で「国税調査官」という肩書きの方が来るそうです。前回の調査では「上席国税調査官」が来ましたが、調査官の肩書きによって調査の内容は変わるのでしょうか?

 

A3 調査官の肩書きは実力や経験によって多少の差が出ることはありますが基本的な内容は同じです。

 

 調査官の肩書き(役職)を見れば、その調査官がどのくらい実力や経験があるのかが分かります。基本的には、調査官の肩書きによって調査の内容が変わることはないのですが、調査官も人間ですから、実力や経験の違いで調査内容に「差」が出ることはあるでしょう。

 また、税務署側が重要な調査と考えていれば、上位の肩書きの調査官が調査にくるのが一般的です。調査官の肩書きは、重要度や実力・経験を知る貴重な情報となるため、しっかり確認しましょう。

 なお、調査官の序列は、実力や経験が浅い順に税務事務官、国税調査官、上席国税調査官、統括国税調査官、特別国税調査官となります。

 

 

 税務調査は、どんな肩書きの調査官が来ても、確認するポイントは基本的に同じです。いつ税務調査となっても慌てないように、日ごろから帳簿類をきれいに整理するなど、心がけましょう。

 

 

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