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税務情報

納税通信3681号 vol.2
【領収書をもらえない香典 経費化に必要な書類とは】

July 16, 2021

その他

Q2 領収書をもらえない香典 経費化に必要な書類とは

 

 先日、得意先の社長のご尊父が亡くなられたと伺い、葬儀に出席して香典を渡しました。もちろん領収書をいただくわけにもいきませんでしたが、領収書がない支出を経費にするには、どのような書類を残しておけばいいのでしょうか。

 

A2 出金伝票だけでも問題ありませんが、これに葬儀の案内状や会葬礼状があればさらに説得力アップです。

 

 法人・個人を問わず、事業者には帳簿と一定の書類を保存しなければならないとされていて、帳簿を作成する根拠となった書類の一つには領収書が挙げられています。

 しかし、香典やご祝儀は領収書を受け取れないことも多く、出金伝票やメモで代用することになります。ただ、それだけでは支出の証明力は弱いため、例えば葬儀の案内状、会葬礼状、香典袋のコピーなどを保管しておくとよいでしょう。これは結婚式でのご祝儀でも同様です。

 企業の慶弔規定に従って支給する祝い金などは、領収書をこちらで記載して、署名捺印だけもらって返してもらうのもよいでしょう。

 

 

 領収書を無くしてしまった場合にも、出金伝票等を残しておくことで経費にすることは可能ですが、支払額が税込み3万円以上であれば、請求書等の交付を受けなかったことにつきやむを得ない理由がある場合を除き、仕入税額控除を行うことができなくなりますので領収書等の紛失には注意しましょう。

 

 

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発刊から約70年、経営者のみならず、会社経営のパートナーである税理士等専門家からも貴重な情報紙として多くの支持を得ています。

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