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税務情報

納税通信3756号 vol.1
【継続的取引の契約書 印紙はいくらになるの?】

January 19, 2023

その他

Q1 継続的取引の契約書 印紙はいくらになるの?

 

 税務調査で、継続的取引の契約書として4千円の印紙を貼っていた契約書のうち、一通は200円の印紙でよいと言われました。どちらも同じような文言で、どこがポイントとなったのか分かりません。

 

A1 7号文書に該当するかどうかの判断が重要です。

 

 収入印紙を貼らなければならない書類は全部で20種類あります。なかでも7号文書「継続的取引の基本となる契約書」は、他の文書と混同しやすいため、7号文書に該当するかどうかの判断ができるようになるとよいでしょう。

 契約期間が3カ月以内であり、かつ更新の定めのないものは7号文書からは除かれますので、まずは契約期間、更新の定めの有無を確認するようにしましょう。

 次に、契約の内容が「売買」「売買の委託」「運送」「運送取扱い」「請負」のどれかに当てはまるかを確認します。これ以外の契約(例えば委託契約等)は7号文書には該当しません。

 さらに、「目的物の種類」「取扱数量」「単価」「対価の支払い方法」「債務不履行の損害賠償の方法」「再販売価格」の取引条件を定める契約であるかどうかを確認します。ひとつでも定めていれば7号文書に該当しますが、何も定めがなければ7号文書には該当しません。

 

 

 契約書が印紙税法上のどの文書として取り扱われるかで、印紙税の金額も大きく変わります。契約書の作成段階から印紙税法のポイントをおさえて印紙税の節税を図りましょう。

 


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発刊から約70年、経営者のみならず、会社経営のパートナーである税理士等専門家からも貴重な情報紙として多くの支持を得ています。

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